オウンドメディアで成功している企業がやっていることのひとつとして、自社のオウンドメディアとSNSを連携させて双方のページに誘導させるという手法があります。
最近はInstagramを利用する企業も増えていて、飲食店ではUber Eatsとの連携が見逃せません。ぜひ、オウンドメディアにも力を入れ、2つの連携をサービスに取り入れることを検討してみてください。

InstagramとUber Eats連携の経緯

InstagramとUber Eats連携の経緯

InstagramとUber Eatsの連携は、日本時間2020年4月27日からスタートしました。Instagramは多くの人が知っている通り、自分のアカウントに写真や動画を投稿するSNSのサービスです。通常の投稿以外でも、最近は24時間だけシェアできる「ストーリーズ」という機能が人気です。

また、芸能人の公式アカウントや企業のビジネスアカウントとして利用されることも多くあります。

Uber Eatsはオンラインフード注文・配達プラットフォームで、2014年からサービスの提供が始まりました。日本でも2016年からUber Eatsが利用され、配達パートナーは自転車やバイクなどで特徴的な専用リュックサックを背負い、料理を届けます。

この両者のサービスが連携するきっかけとなったのは、コロナ禍で料理を飲食店で食べるのではなく、できたてを注文して自宅で食べるという需要が拡大したからです。

経営が難しくなってきた飲食店もこの新しい形のサービスを積極的に活用することによって、コロナ禍でも売上の回復を目指したいところです。

InstagramとUber Eats連携でできるようになったこと

InstagramとUber Eats連携でできるようになったこと

今の困難な状況にある飲食店にとって、InstagramとUber Eatsの連携を知らないことは損だと言えます。なぜなら、InstagramとUber Eatsが連携して自社もその中に参入することによって、そこから新しい顧客を見つけビジネスチャンスを掴むことができるからです。

もちろん、オウンドメディアとSNSの連携も必須であるので、オウンドメディア内にInstagramへつながるリンクを置いておくようにしてください。

まずはこの連携を利用したい飲食店が知っておくべき、InstagramとUber Eatsの連携でできるようになったことを押さえておきましょう。

料理の注文

この連携を利用するためには、まずはその新しい機能を自分のアカウントに追加する必要があります。追加をする時の方法はシンプルで「料理の注文」というオプションをプロフィールに追加します。

そして、利用条件であるビジネスアカウントまたはクリエイターアカウントに移行させたうえで、サービスと提携するパートナーを設定します。ただし、人気店でなければこれだけではInstagramから顧客をつかむことは難しいかもしれません。

このサービスを取り入れたら、自社のオウンドメディアで宣伝したり、興味を持ってくれた人に対してアクションを促したりしなければ、効果は見込めないでしょう。オウンドメディアでは、記事にこのサービスを載せることによって「こんなサービスがある」ということをファンに知ってもらうことができます。

ストーリーズにも「料理を注文」ボタンの追加が可能

もうひとつの料理の注文の方法はストーリーズを利用した料理の注文ボタンの追加です。この方法では、最初に自分がアップロードしたい画像や動画を選び、「料理を注文」スタンプを選択します。

そして、提携するパートナーを選び、そのパートナーのリンクを追加します。

ウェブサイトの入力後に「完了」ボタンを押し、ストーリーズの中で表示したい位置に「料理を注文」ボタンを配置させ、ストーリーズをシェアすれば完了です。

連携パートナーとは

「料理を注文」を設定する際に選択をする連携パートナーですが、そもそもこの連携パートナーとはどのようなものなのでしょうか。

このサービスを利用することができる国は多く、国によっては選べないパートナーがあります。したがって、利用前に設定するときには希望する連携パートナーが利用可能かを確認する必要があると言えます。

連携パートナーの確認はInstagramのページからでもできるので、そちらを参考にしてみてください。

連携パートナーの設定は「プロフィールを編集」から「ビジネスの公開情報」に進み、「アクションボタン」をタップした後に「料理の注文」を選択し、次に連携パートナーを選択します。

料理の注文サービスに使うウェブサイトのリンクを追加したら完了です。

ギフトカード

ギフトカードとは優待券やクーポン券のことです。

日本のサービスでも好きなお店が発行しているギフトカードを購入できるようになり、これは新型コロナウイルスによって打撃を受けているお店を助けるような役割も担っています。特に、中小企業ではこのギフトカードに感じるメリットも大きいでしょう。

ギフトカードパートナー

ギフトカードにも連携パートナーと同様にギフトカードパートナーの設定が必要となります。

ギフトカードパートナーの設定方法は「プロフィールを編集」から「アクションボタン」をタップするところまでは連携パートナーの設定方法と同じです。

違うのはそこから先で、ギフトカード販売のためのパートナーを選択することになります。

その後に設定するリンクもギフトカード用のパートナーのものとなります。ギフトカードを購入してもらえば一定の売上となるので、この機能も積極的に活用したいですね。

「お店を応援」スタンプ

「お店を応援」スタンプは応援したいお店のアカウント名を入れてストーリーに投稿してもらうことによって、シェアされてお店の存在を知ってもらうことができるスタンプ機能です。お店にもシェアされたことがわかるので、コロナ禍でつらいと思っている飲食店にとっても励みになります。

また、そのストーリーズを見た人にお店を知ってもらうことができるので、認知度を上げるという効果にも期待できます。

シェアされるのはお店のページなので、お店のInstagramを見て「このお店を利用したい」と思う人を増やすことができる可能性も高いです。

Instagramだけでは物足りない?

Instagramだけでは物足りない?

今は新型コロナウイルスの影響もあり、飲食店は時短を要請されたり酒類の提供を制限されたりしている店舗も多く、売上の減少がどのお店でも課題となっています。そうした実情もあり、InstagramとUber Eatsが連携を取ることを利用するなどして、これまでとは違った方法で売上を取り戻そうとしている飲食店がほとんどです。

例えば、今まで力を入れていなかったテイクアウトに挑戦してみるのもそのひとつです。

Instagramは確かに今も流行していてアカウントを持っている人が多いSNSですが、それでもInstagramだけでは集客には物足りないと言えます。

なぜInstagramだけでは物足りないのか、足りない部分はどのように補っていくべきなのかということについてご説明します。

目的のターゲット層によっては効果が薄い

Instagramは確かに若い人を中心に人気があり、いわゆる「インスタ映え」する食べ物の写真を投稿する人も多いSNSです。

利用者にお店の名前をハッシュタグ入りで入れてもらったり、写真を共有してもらったりすることで宣伝にもなりますが、問題は全ての人がInstagramに登録しているものではなく、目的のターゲット層によってはどんなことをしても効果が薄い、というようなところにあります。

例えば、昔ながらの居酒屋には比較的高齢の人が常連として通っていることが多く、またお店の従業員もネットに不慣れな年代で、Instagramの集客には不向きなこともあります。そのようなお店では、Instagramで発信したところで売上アップの効果があまり見込めない可能性が高く、別の集客方法を検討したほうが高い効果が期待できるでしょう。

細かい情報までは追えない

Instagramでは細かい情報を追うことまでは難しいというデメリットもあります。例えば、料理の写真ばかりInstagramに載せているような飲食店では働いている従業員のことやお店の雰囲気まではわからないですよね。

Instagramの投稿は比較的短文になるので料理の味についてもっと知りたい、お店のことについてもっと知りたいと思う人にとっては情報が不十分で利用する決め手としては欠けてしまう部分があるかもしれません。

Instagramの投稿にはコメントをすることもできますが、口コミのような客観的で率直な意見はコメント欄には寄せられない可能性が高く、実際の味や従業員の対応がどうなのかといった細かい情報はInstagramひとつで追うことはできません。

クオリティの高い画像でなければ見る人も少ない

Instagramは最初に写真が目に入ってくるものです。その画像のクオリティが低いと見る人は少なく、購入する人はさらにそれを下回ってしまうでしょう。だからこそ、Instagramを使って集客を行うといった場合には料理の盛り付け方にも工夫してクオリティの高い画像を選んで載せなければいけません。

注意したいのは、料理を必要以上に美化するような画像を選ぶことも避けたほうが良い、という点です。

Instagramの投稿には画像の雰囲気を変えることができる機能もありますが、そのような写真を投稿してしまうと実物よりも画像が美化されてしまい、料理が到着した時に写真とは違うと思われてガッカリされてしまうかもしれません。

そのようなガッカリ感があると、料理が美味しくてもリピートはないと思われる場合もあるので、画像はクオリティを意識しつつ実物に近いものを載せるようにしてください。

自社ホームページ(オウンドメディア)があると親切

料理はInstagramから注文できるとしても、Instagramは画像の数が増えれば増えるほど、わかりにくいというデメリットもあります。そのようなわかりにくさを軽減するためにも、自社ホームページやオウンドメディアがあると親切だと言えます。

InstagramのプロフィールページにはURLを入力するところがあるので、自社のホームページやオウンドメディアは、そこからすぐにアクセスできるようにしてください。

内容もInstagramだけではわからないことの補足や、お店の雰囲気がわかるものを入れておけば、集客でも成功することができるでしょう。

SNSだけで顧客を獲得するのは大変なので、Instagramでつかんだファンを離さないための工夫をすることが大切です。

飲食店もトリプルメディア戦略でネット攻略を!

飲食店でも今重要視されているのが自社で管理するオウンドメディア、テレビや雑誌などのペイドメディア、ツイッターやInstagramなどのSNSを利用したアーンドメディアをバランスよく使ったトリプルメディア戦略です。

今生き残るためには、ひとつだけのメディアに絞ることでは難しく、複数のものを同時に取り入れて連携させて集客をしていかなければいけません。これらの一つひとつのメディアについて正しく理解をし、ネット攻略に挑戦してみてください。

もちろん、InstagramとUber Eatsの連携サービスも飲食店にはおすすめなので、一度試してみてくださいね。