最近使用されているSNSの中で主流とされているのがtwitterとインスタです。
短文の文字でつぶやくtwitterは15年前、写真や短い動画の投稿を共有するインスタは10年前からサービスが開始され、どちらも長い間愛され続けているSNSだと言えます。
それぞれの特徴や違い、用途に合わせた使い分け方について解説します。

Twitterとインスタ(Instagram)の特徴

Twitterとインスタ(Instagram)の特徴

今はたくさんのSNSがあり、最新のものが登場するとそのSNSから離れていってしまう人も多いですよね。Twitterやインスタもその中に属してはいるのですが、これらは他のSNSとの差別化が上手にできている成功例でもあるため、厳しいSNSの競争の中でも生き残っています。

その違いについて見ていく前に、共通する部分は何かを整理してみると良いでしょう。

Twitterとインスタの共通点は世界中に利用者がいるSNSで、文字と写真どちらが中心かという違いはあっても、どちらにも文字や写真を含めた投稿ができるという点です。世界中の人々とつながることができるため、SNSを通じて友達を作ってフォローをしたりメッセージを送信したりすることもできます。

また、気に入った投稿にはいいねやコメントを送ることが可能です。お気に入りのショップや芸能人の公式アカウントの投稿に直接いいねやコメントを送ることができるので、距離が近く感じるのもメリットのひとつです。

さらに、ハッシュタグという言葉の頭に「#」をつける機能を使うと、投稿がたくさんの人の目に触れるようになります。例えば、「#チワワ」というハッシュタグをつけるとチワワ好きな人やチワワを飼っている人の検索に引っ掛かりやすくなります。

Instagram #チワワ
インスタで「#チワワ」と検索した結果

Twitterの特徴

Twitterは約4,500万人に使用され、最も多い利用者の層は20代です。

Twitter文字中心のSNSだということもあり、年代が上がるごとに男性の利用者の比率が増えていきます。

日本語では140字と文字数の上限があるので長い文章には不向きで、長い文章を投稿したい場合には複数のツイートに分割してツイートをしなければいけません。ツイートの中にURLを載せる場合にはその長さにかかわらず、22文字としてカウントされます。

Twitterは「今の話題」を提供するSNSで、時系列で新しくツイートされた投稿が上に来るようになっています。そのため、Twitterユーザーの中には、情報を得るためにtwitterを利用しているという人もいます。

例えば、鉄道会社の公式アカウントをフォローし、「〇〇線」と検索するだけで、その路線の運行情報に関する情報を得ることができます。電車の運転見合わせの場合にはその路線を使っている一般の人のほうが最新の情報を発信している可能性が高いですよね。

Twitterではフォロー外の人のツイートも検索にすぐ引っ掛かるので、文字から情報を入手したいときに便利です。また、リツイートの機能ではフォロワーだけでなく、もっと多くの人にツイートを拡散することができます。

インスタ(Instagram)の特徴

インスタの特徴は写真や動画が中心のSNSであり、視覚から入るという点です。利用者数はtwitterよりも少なく、約3,300万人です。その利用者は20代~40代が中心となり、「インスタ映え」という言葉にある通りおしゃれな写真を投稿するのが流行しているため、30代以下では女性の利用者が多くなっています。

どちらかというと若い世代が中心となっていますが、40代~50代の利用者も増加傾向にあります。

インスタは最新の情報や話題を探すよりも、趣味の世界を広げるための利用が向いているSNSだと言えます。例えば、ペット専用のアカウントを作ってハッシュタグにペットに関するワードを詰め込むことによって、同じ種類のペットと暮らす友達が世界中にできます。

どちらかと言うとインスタは自分の趣味のアカウントを選んでフォローしていくことで、充実した使い方ができる楽しむためのSNSです。ただし、twitterとは違って拡散力は低く、自分のフォローしている人にしか投稿を共有できないというデメリットはあります。

さらに、インスタはビジネスアカウントとして活用することもできます。ビジネスアカウントではひとつひとつの投稿に対しての分析やインスタ広告掲載ができる、インスタユーザーが直接送るためのメールのボタンの設置ができます。

Twitterとインスタ(Instagram)のユーザー層

Twitterとインスタ(Instagram)のユーザー層

twitterとインスタでは「文字」と「写真」、「最近の話題」と「今にとらわれない世界観」という対照的な使い方がされていますが、そのユーザー層はどのように違うのでしょうか。

もちろん、中には両方に登録してそれぞれの用途に合わせて上手く使い分けている人もいます。しかし、その使い方は異なったりそのどちらかの使用方法や雰囲気は自分に合わないと思い、片方にしか登録していなかったりアクティブなユーザーでない場合もあるでしょう。

2つのSNSの主なユーザー層について確認し、より有効な使い方を学んでください。

Twitterのユーザー層

Twitterのユーザー層はインスタよりも幅広く、その層が厚いという特徴があります。Twitterは男女ともに60%近い利用者率があり、年々増加していく傾向にあるため廃れる可能性の低い数少ないSNSだと言えます。

一日あたりに費やす時間も他のSNSより長く、何と全体で見ると連絡ツールであるLINEより長くなっています。これは、トレンドについて他者の意見を手軽に調べることができるというメリットがあり、キーワードから掘り下げていくことができるTwitterならではの強みがあるからこそかもしれません。

Twitterはひとつの投稿は短文なのでブログのようにダラダラ書かれていることもなく、スクロールするだけでサクサクと読み進めていくことができます。そのため、忙しい人が情報を得るためにも暇潰しに利用する人にも向いていて、世代を問わず支持されているのにもそういった点がポイントとなっています。

Twitterの主な利用用途は、暇潰しと趣味の情報収集となっていますが、コロナ禍によってニュースや人々の反応を知るためのツールとして使うユーザーも増えています。例えば、「ワクチンの副作用はどうなのか?」という疑問を持った人が、既に接種済の医療従事者のTwitterを参考にすることもあります。

それと同様に、感染症対策の良いアイデアをTwitterから得るようなユーザーもいます。

インスタ(Instagram)のユーザー層

インスタのユーザーは年代別に見ると、若い世代ほど利用率が高い傾向にあります。インスタでは「インスタ映え」という言葉が流行ったように、インスタでおしゃれに見えるような写真を撮ることが若い世代の女性の間で話題になりました。

今でもインスタは日本では10代、20代の女性ユーザーが中心となっているSNSであることに変わりはありませんが、最近ではさらに利用者が増えてそれより上の年代や男性のユーザーも増加しています。

インスタには拡散機能がなく自分をフォローしているアカウントに対してのアプローチにはなりますが、ハッシュタグをつけることによって検索に引っかかりやすくすることができます。

基本的に趣味のSNSですが、最近ではビジネスアカウントも増えています。ビジネスアカウントでは少しの費用をかければ広告を使い、新規の集客を行うことも可能です。インスタを利用する層が厚くなったことにより、最近ではおしゃれな写真だけでなく、もっとカジュアルな投稿も増えています。

ストーリーズ機能という短い動画や写真を24時間限定で公開できる機能も人気で、気軽な投稿が増えています。

Twitterとインスタ(Instagram)の違い

Twitterとインスタ(Instagram)の違い

Twitterとインスタの違いで最も大きいことは、Twitterが「文字」を中心としたSNSであるのに対し、インスタは「写真や動画」を中心としたSNSであるという点です。

どちらも視覚から情報を得るという点では同じかもしれませんが、そこには大きな違いがあります。
Twitterの特徴として文字が最初に目に入るということが挙げられますが、その文字数の上限は140文字と非常に少ないです。したがって、140文字を超える場合には投稿を分けなくてはいけません。

逆に、インスタは画像メインのSNSであっても文字数も2,200文字まで入れることができるSNSです。しかし、それを読むには一つひとつの投稿を確認しなければいけないですし、それが過去であればあるほど手間のかかる作業となります。

それぞれのメリットやデメリットを見ていくと、Twitterとインスタはどちらかを利用するのではなく、両方を上手く使い分けることが重要だと言えます。

これまで廃れてきたSNSを見ていくと、他のSNSと機能が似ていることがわかります。もちろん、Twitterとインスタにも他と同じ機能もありますが、他とは違う差別化もできているので廃れずにユーザー数を増やしているのです。

したがって、ユーザー側もこの機能の両方を上手に使いこなすことによって、SNSとしての両方のメリットを活かしてもっと楽しみを増やしたり、趣味や話題の情報収集に役立てたりすることができるでしょう。

Twitterとインスタ(Instagram)の使い分け方

Twitterとインスタは使用用途やそれぞれのユーザーの利用目的が違うものなので、同じユーザーでも同じような投稿をするよりも使い分けをすることに重点を置いたほうが良いかもしれません。

その使い分けのポイントとしては、文字で伝えたい場合にはTwitter、写真で伝えたい場合にはインスタを使うのがおすすめです。また、投稿を拡散させたい時やフォロワーだけでなく多くの人に見てもらいたい時にもTwitterのほうが良いでしょう。

逆に、絵や旅先などを見てほしいという、言葉よりも写真の方が伝えやすい時にはインスタの機能を使うべきです。また、インスタのストーリーズは24時間で自動的に消えてくれるので安心感がありますし、わざわざ自分で消した訳ではないということもわかります。

それぞれの特徴をもとにして、Twitterとインスタを使い分けるためにそれぞれの特徴を踏まえ、そのSNSに合った使い方をしていかなければいけません。改めて、Twitterとインスタを使い分けるポイントを確認してみましょう。

Twitter

Twitterは「インスタ映え」のように映えはそれほど重要な要素ではありません。問題は文字の内容で、トレンドの発信や情報検索、共感を得やすい投稿に人気が集中する傾向があります。

また、Twitterでの面白い投稿がネットニュースなどで取り上げられることもよくあることで、そこからアクセスが急激に増加するようなユーザーもいます。そこから拡散されることも多く、フォロワーをつかむチャンスにもなります。

エンタメ性が強く、共感や親しみを得やすいSNSであるTwitterでは、企業のアカウントでも読み手にとって親近感のある内容をツイートすることが多くなっています。カジュアルで自由度が高い点もTwitterの良いところです。

また、メインでなくてもツイートと併せて写真や動画を載せることもできます。

Twitterでは市区町村のアカウントがお出かけスポットからコロナのワクチンの接種情報を載せている場合もあるので、趣味のアカウントだけでなく、そのようなアカウントもフォローすると情報を漏らさず収集することができるので便利です。

インスタ(Instagram)

インスタはTwitterよりも洗練された「映え」が重視されるSNSで、独特の世界観のある投稿が好まれています。拡散機能のないインスタではハッシュタグをいかに工夫して付けるかということで、フォロワー数やいいね!の数が変わります。

インスタでは「エンゲージメント率」を上昇させることも重視されていて、これはいいね!やコメント数、コメントへのいいね!などが指標となっています。投稿が多すぎて相手が鬱陶しく思ってフォローをはずしてしまうと損なので、ストーリーズなども併せて上手に活用してみましょう。

最近のインスタではおしゃれでありながら少し面白い投稿も多くのいいね!を獲得しています。例えば、スイカをパカっと2つに割ったら犬の可愛い顔が現れるように見せたり、動物におしゃれなファッションをさせたりするのもそのひとつです。「自分ではやらないかもしれない」と思うような投稿が、人気があるもののひとつとなっています。

インスタで成功するためにはただ面白いだけではダメで、写真や動画の質の高さが必須ポイントとなっています。

「連携」ではなく「使い分け」が成功のカギ

実はTwitterとインスタはIFTTTなどの連携アプリを使えば連携させることが可能です。しかし、ユーザーの層が同じであれば便利でおすすめの連携も、Twitterとインスタではユーザーが求めるものが異なるので連携させるのではなく使い分けた方が良いと言えます。

Twitterとインスタそれぞれで情報を探す時に、ユーザーは同じであったとしても違った探し方をします。そのため、投稿を見てほしい人に見てもらうことができない可能性もあります。

SNSを使ったアプローチでは人気のあるTwitterとインスタを使うことはメリットではありますが、それぞれのターゲット層をしっかりとつかむためにも、連携するのではなく、それぞれに適した投稿をするように心がけて活用してみてください。