ワードサラダは日本語として読める文章で構成されていますが、中身として意味が通らないものでSEOとしても不利だと言われています。自動生成や他サイトの文章を継ぎはぎして作られたワードサラダは、質も悪くペナルティ対象になってしまうリスクも大きいので注意しなければいけません。
ワードサラダがNGな理由と良質な記事について解説します。

ワードサラダとは

ワードサラダとは

実はワードサラダは一文ごとに見ていくと、意味の通る文章になっています。しかし、次の行を見ると意味が全く関係のない文章が書かれていて、全体を見ると意味をなさない文章が集められ、それがひとつの文章として構成されています。

例えば、今季の流行ファッションの行+ペットのしつけの行+おすすめの観光地の行+ビジネスの行で構成された文章が、まるでひとつの話のように書かれているのです。

これでは、言葉や文章という意味では同じジャンルに属しますが、それぞれ違ったものが寄せ集められたサラダのようですよね。ワードサラダはサラダのように見た目でそれぞれを判断することができる、言葉のサラダのようなものなのです。

ワードサラダができる理由は、文章自動作成ツールを使ったことによる結果であり、実は10年前くらいにも問題になっていました。このような文章を使うのは、SEO対策を行うのに時間をかけたくないという悪質なサイトです。

ワードサラダにはSEOに重要なキーワードが含まれているため有効だと思われそうですが、実はサイトの順位を下げるものだということを覚えておいてください。

ワードサラダや文章自動生成ツールで作った文章がNG?

ワードサラダや文章自動生成ツールで作った文章がNG?

ワードサラダで作られた文章は以前問題になったことからも、現在ではなくなったのではないかと考えている人もいるかもしれません。しかし、実際にはワードサラダは未だに存在していて、Twitterなどでは「面白い」と言われて拡散されている現状があります。

このようなワードサラダを使った文章は、言葉だけを拾うならSEO対策になるようだと思うかもしれませんが、Googleの「品質に関するガイドライン」にはっきりと記載されているように、NGだとされています。

サテライトサイトではメインサイトと似ていたとしても、よく見るとドメインが異なるアドレスが記載されています。これは悪質な他者が情報を盗んだり、利益を得たりするために誘導する目的で作ることもありますが、メインサイトを運営する会社が広告戦略のひとつとして複数のドメイン作成を行うこともあります。

ワードサラダによるメインサイトへの悪影響について、より詳しく見ていきましょう。

メインサイトへの悪影響

ワードサラダがSEOとして有効だと思われている理由として、以前は確かにそのキーワードが含まれているワードサラダが確かに有効であったことが挙げられます。しかし、今ではそれも見直されていて、Googleではペナルティの対象になるのでワードサラダを使うことは避けるべきです。

なぜなら、Googleの「検索する人に使いやすく価値のある情報を届ける」という趣旨とワードサラダは真逆であり、それに反しているからです。最近では人工知能のレベルが技術とともに向上しているため、それを見抜くことは難しいことではなくなっています。

メインサイトへの悪影響は、ペナルティの対象となりかねないことであり、膨大なデータ量があるGoogleにとって余分なインデックスだとみなされると、そのインデックスは削除されてしまう可能性もあります。

今の賢くなった人工知能から弾かれないためには、数ではなく被コンテンツが不自然でないことが重要です。せっかくSEO対策をしようとしている時に、メインサイトに悪影響を及ぼすようなことは避けましょう。

コンテンツの質を上げるための施策

コンテンツの質を上げるための施策

Googleのクローラーのすごいところは、低コストで量産された悪質なワードサラダのような文章を100%見抜くことが可能だということにあります。そのため、コンテンツの質を高めるためには少し費用をかけてでも良質なものを作っていかなければいけません。

コンテンツの質を上げるためには、誘導ページや不自然なキーワードの乱用は避けたいものです。

今は自動で文章を生成できる一方で、それを見破るのもAIの仕事のひとつだと言えます。実際に、量だけが充実していても有益な情報が含まれていないサイトからは、読者は質の悪いサイトであるとみなし、離れてしまいます。

オウンドメディアにとって重要なのは、新規の読者を増やすことだけに留まらず、繰り返しサイトを訪れてくれる読者を増やしていくことです。そのためには、コンテンツの質を上げるために何をしなければいけないのかをしっかりと理解しておかなければいけません。

したがって、サイトの見た目でページを閉じられてしまうような殺風景なデザインは避け、読者が読んで良かったと思えるような記事を執筆できるライターに依頼して一つひとつの記事のクオリティを高めていくことが重要です。

クオリティの高い文章を書くライターを見つける

オウンドメディアの運営は、一人でこなすには負担が大きすぎるものです。書き手の時間が足りなければ調査が不十分なコンテンツとなり、文章全体の質も下がってしまいます。

したがって、社内で回らなかったり他の仕事が滞ったりする場合には、クオリティの高い文章を書くことができるライターを見つけ、外注することをおすすめします。

社外のライターに依頼する時には求めている記事の内容と実際にライターが執筆した内容が異なると、修正が多くなり記事の完成までの時間がかかります。オウンドメディアへ更新するまでの時間もかかることになるので、ユーザーが何を求めているかを把握してそれをしっかりとライターに伝え、できればレギュレーションも準備すると良いでしょう。

自分本位、自社本位にならないような内容のコンテンツとなることに注意し、ぜひライターへの依頼をしてみてください。

サイトのデザインにこだわりを持つ

最近ではアプリなどを使って個人がInstagramなどに投稿する写真でもクオリティが上がっていて、それを見るユーザーの目は肥えていますよね。だからこそ、サイトのデザインがおしゃれでないと今の読者の目にはそれだけで良質なサイトと映らなくなってしまい、低コストで作ったメディアだと思われてしまう可能性があります。

そのようなことがあると、読者側からはオウンドメディアとしての品質としても低いと思われることになりかねません。

人と同じようにオウンドメディアも第一印象が大切なので、記事を読む前にサイトを閉じられてしまう前に、惹きのあるデザインで次のステップに進んでもらえるような工夫をすることが大切だと言えます。

もちろん、一つひとつの記事に使用する写真も惹きのあるものを使うことは必須です。デザインがせっかく良くても、文章にワードサラダが使われていて得るものがないと判断されてしまうと、そのユーザーはサイトを訪れてくれなくなってしまうかもしれません。

大切なのはデザインと記事、どちらにも気を遣ってオウンドメディアを良質なものにしていくことです。

良いコンテンツとは「量」ではなく「質」

読者から良いコンテンツだと認めてもらうためには、「量」ではなく「質」であるということを覚えておいてください。例え更新頻度が少なかったとしても、それが完全にストップしてしまわなければ読者は度々自社のオウンドメディアを訪れてくれるでしょう。

そして、そこから自社のファンを増やし、商品を紹介することで購買につなげることができるはずです。良いコンテンツを提供し続けることによって、固定のファンがつくだけでなく新規のファンを増やすことができて集客も成功します。

さらに、他のメディアでもオウンドメディアの成功事例として取り上げられるようになれば話題となり、より多くの人に見てもらうこともできます。

まずは質の良いコンテンツだと感じる人を増やすことを目指し、人の手をかけてオウンドメディアの質を向上させましょう。