企業のブログやWEBサイト、古い記事を放置していませんか? 古い記事もリライトすれば読者に読まれる良質な記事に生まれ変わります。良質な記事はWEBからの集客や収益など、多くの価値もたらしてくれます。この記事では、古い記事をリライトするべき理由や効果的にリライトにするための7項目のチェックポイントをご紹介します。

古い記事を放置したままにしていませんか

古い記事を放置したままにしていませんか

ブログやWEBサイトの記事は時間の流れとともに古い情報になります。せっかく検索順位で上位を取ったとしても、放置していたらやがて順位は下がってしまいます。検索順位を維持してインターネットからの集客を成功させたいのなら、古い記事のメンテナンスが必要不可欠です。

そのために行うのが、リライト(記事の再編集)という作業です。

ここではまず、古い記事をなぜリライトすべきなのか、また、古い記事の公開日・更新日は表示すべきかどうかについてお話します。

リライトで内容を新鮮に保つべき理由

古い記事をリライトして、内容を常に新鮮に保つべき理由は、どこまでも「ユーザー(読者)」のためです。ブログやWEBサイトは、ユーザーが知りたい情報を提供するためにあります。ユーザーに価値ある情報を提供するからこそ、その対価として見込み客や収益を得ることができるのです。

もし、ユーザーがあなたの記事を探し当てても、メンテナンスされていない古い記事のままだったら、とても残念な気持ちになってしまいます。

逆に、古い記事でもしっかりとメンテナンスされ、最新情報に更新されていれば、信頼できる記事としてユーザーにも喜ばれます。その結果、検索エンジンからの評価も高くなります。

古い記事は定期的に見直して、新しい情報を積極的に盛り込んでいきましょう。特に、検索流入数が多い記事なら、新鮮な情報を追加することでより検索上位を狙える可能性もあり、SEO対策としても効果的です。

公開日を正直に出すべき?

古い記事でも公開日は出すべきです。なぜなら、ユーザーにとってその記事がいつ書かれたのかはとても大切な情報だからです。もし、あなたがユーザーの立場だったら、いつ書かれたのか分からない記事を信頼するでしょうか。答えはおそらく、ノーのはず。

たとえ古い記事であっても、公開日を正直に出しておくほうがユーザーのためになります。公開日があれば、ユーザーもその記事がいつぐらいの情報なのかを知ったうえで読むことができるからです。

公開日を出すことは、信頼されるサイトを作っていくためにも重要なことです。はっきりと表示させておきましょう。

公開日と更新日があったほうが親切?

記事の公開日と更新日はどちらもあったほうがユーザーにとって親切です。記事がいつ公開され、どのぐらい更新されているかは情報の鮮度を表す大切な要素です。常に新しい情報に更新されていれば、ユーザーからも「手入れが行き届いていて信頼できるサイトだ」と評価されやすく、リピーターになってもらえる可能性もあります。

リピーターや新規読者が増えるとSEO評価も高まり、検索流入のアップも期待できます。これから長く運営し、多くの読者や見込み客を獲得していくサイトに成長させたいなら、公開日と更新日はどちらも表示させておくほうがよいでしょう。

古い記事のリライトポイント

古い記事のリライトポイント

アクセスのない古い記事も、リライトによって多くのユーザーに読まれる良質な記事に生まれ変わる可能性があります。ここでは古い記事を効果的にリライトするための7項目のチェックポイントについてご紹介します。

1.タイトルの見直し

古い記事をリライトするとき、まず見直してほしいのが記事タイトルです。

記事タイトルのチェックポイント
  • ユーザーの知りたいキーワードが入っているか
  • ユーザーが読んでみたいと思える記事タイトルか
  • 記事タイトルはできるだけ28~32文字以内におさめる
  • 実際に検索されているキーワードを入れる

ユーザーがどの記事を読むかは記事タイトルで決まります。記事タイトルにはユーザーが知りたいキーワードがきちんと入っていることが重要です。ただし、キーワードを単に並べればよいわけではなく、ユーザーに興味をもってもらえるタイトルであるかどうかが大切です。

例えば、ユーザーが「記事タイトル つけ方」で検索したとき、以下の2つの記事タイトルが同じぐらいの順位に表示されたとします。あながたユーザーなら、どちらの記事を読みたいでしょうか。

「記事タイトルのつけ方を紹介します」
 
「読まれるブログになるための記事タイトルの8つのつけ方」

おそらく、後者ではないでしょうか。

このように、記事タイトルにはキーワードを含めるだけではなく、ユーザーが知りたいことが分かりやすく表現されていることがポイントです。

また、検索結果に表示される記事タイトルの長さは、Googleでは28~32文字程度になります。それ以上長く書いても検索結果には表示されません。記事タイトルはできるだけ32文字以内を目安におさめましょう。

もし、記事タイトルのつけ方で悩んだら、その記事が実際に検索されているキーワードを盛り込むことをおすすめします。Googleサーチコンソールを使うと、自分のブログ記事がどんなキーワードから検索されているかが分かります。

例えば、先ほどの「記事タイトル つけ方」の記事が、実際には「記事タイトル 書き方」というキーワードで検索されている場合、以下のようなリライトが効果的です。

変更前
読まれるブログになるための記事タイトルの8つのつけ方
 
変更後
読まれるブログになるための記事タイトルの8つの書き方

わずかな違いですが、これだけの工夫でも検索順位が上がることがあります。実際に検索されているキーワードを入れることはSEO対策としても有効なのでぜひ試してみてください。

2.見出しの見直し

見出しは、記事に何が書かれているかを具体的にユーザーに伝える役割があります。記事の目次としても使われ、タイトルとともに記事を構成する重要な要素です。

見出しのチェックポイント
  • 適切な順序で書かれているか
  • 記事のポイントを押さえているか
  • 見出しにもキーワードが入っているか

見出しには、<h2>タグを使うH2見出しや<h3>タグを使うH3見出しなどがあり、最大<h6>タグまで使えます。見出しのポイントはまず、適切な順序で書かれているかどうかです。

基本的には、

  1. H2見出し
  2. H3見出し
  3. H4見出し
  4. H5見出し
  5. H6見出し

という順序で使います。

見出しは記事のポイントを押さえて、ユーザーに分かりやすく書いておくことが大切です。これはユーザーが探している情報を見つけやすくするためであり、検索エンジンが記事の中身を正しく認識するためでもあります。

この見出しの中にも、ユーザーが知りたいキーワードが含まれているとSEO対策として有効です。キーワードによっては、記事タイトルではなく見出しが検索に引っかかることもありますので、見出しの中のキーワードもよくチェックしておきましょう。

3.画像の見直し

画像は文章だけでは伝わらない視覚的な情報を表現するのに役立ちます。文章を引き立てるほか、ユーザーの興味・関心を引き付けたり、本文の理解を促したりするために使うと効果的です。

画像のチェックポイント
  • アイキャッチ画像は本文と一貫性があるか
  • 画像にalt属性(代替テキスト)を設定しているか
  • 図解を使ったほうが理解しやすくないか

画像は大きく分けて、アイキャッチ画像と記事本文中の画像の2つがあります。

アイキャッチ画像

アイキャッチ画像はユーザーの興味・関心を引き付け、本文に誘導する役割があります。よく記事を目立たせるために、本文とは関連性のない画像を使うケースも見られますが、あまりおすすめしません。

ユーザーに記事のイメージを正しく伝えられないだけでなく、ユーザーをだまして記事を読ませようとする行為はかえって信頼を損なう恐れもあるからです。アイキャッチ画像はできるだけ記事本文と一貫性のあるものを使いましょう。

記事中の画像

記事本文中の画像は、記事の内容を視覚的に分かりやすく伝える効果があります。適度に画像が配置されている記事は読みやすく、頭にも入りやすくなります。

画像の“alt属性”

画像にはalt属性(代替テキスト)が設定できます。alt属性とは、何らかの原因で画像が正しく表示されなかったときに代わりに表示されるテキストのことです。alt属性にはその画像が何であるかを要約して設定しておきます。単なるキーワードの羅列だけだとスパム行為に見なされることもあるので要注意です。

また、最近では記事の理解をしやすくするために、図解を使って説明するサイトも増えてきています。図解を使ったほうが分かりやすいところはないか、などもチェックしておくとよいでしょう。

4.誤字脱字の修正

誤字脱字の修正は、記事の質を高めるために必須の作業です。ユーザーに信頼してもらえる記事の第一要素は正確性だからです。

ユーザーは正しい情報を得るために検索して記事を探します。間違いだらけの記事は誰も見たくありません。誤った文字や言葉遣いの修正はもちろん、難しい言い回しや専門用語などはより分かりやすい言葉に書き換えられないかを検討してみることをおすすめします。

読まれる記事のポイントは、読みやすく、分かりやすいことです。丁寧に本文を見直してみましょう。

5.文章の見直し

文章は記事の最も大切な部分です。ユーザーの知りたいことが読みやすく、分かりやすく書かれていることがポイントです。文章の書き方ひとつでサイトの印象も大きく変わります。以下のポイントに沿ってチェックしましょう。

文章のチェックポイント
  • 読みにくい、分かりにくい文章はないか
  • 主語と述語の関係ははっきりしているか
  • 長すぎる文章は短く分けられないか
  • 長すぎる文章は短く分けられないか
  • 客観的な根拠や裏付けはあるか

文章を見直すときは、初めて読むユーザーの気持ちになって読んでみましょう。自分は当然だと思っていることでも、初めて読むユーザーにはそうでないこともたくさんあります。

分かりにくい文章で多いのが、主語と述語の関係がはっきりしていない場合です。誰が、いつ、どこで、誰と、何をどうしたのか、という関係性をはっきりさせることで、理解のしやすさが格段に上がります。

読みやすい文章かどうかをチェックするためには、声に出して本文を読んでみることをおすすめします。言葉がつかえてスムーズに読めないところは読みやすい文章に修正してみましょう。誰かに話すような気持ちで書いてみると、自然体で読みやすい文章になります。

また、長い文章は短く2つの文章に分けられないかも考えてみましょう。特に最近ではスマホからのアクセスも増えているため、短い文章のほうがよく読まれます。

オリジナリティのある記事にしていくためには、自分の考えや経験を入れることが効果的です。あなたの考えや経験を加えることで、記事に厚みが出て、付加価値が生まれます。それが、他サイトとの差別化につながり、ユーザーがあなたの記事を読む理由になります。

客観的な事実に対しては、信頼できる根拠や裏付けを示すことで説得力が増し、記事の質も高まります。

6.分散した記事同士の統合

内容が類似したり、重複したりしている記事は、統合することでより質の高い記事に仕上げることができます。

同一サイト内に類似する記事が複数あると、目的の記事を探しづらくなり、ユーザーの利便性が低下します。また、検索エンジンからも重複コンテンツとして評価されやすくなり、サイト全体のSEO評価が落ちる可能性があります。

分散した記事を統合するためには、最もアクセスのある記事に他の記事を統合するのがよい方法です。ひとつの記事にまとめることで、内容の充実を図るとともに、その記事単独のSEO評価を高める効果もあります。

記事を統合するポイント
  • 類似する記事の中で最もアクセスのある記事にアクセスの少ない記事を統合する
  • 統合したアクセスの少ない記事は削除して、統合後の記事に301リダイレクトを設定する

記事を統合した後は、統合されたアクセスの少ない記事は削除して、統合後の新しい記事に301リダイレクトを設定します。301リダイレクトを設定することで、旧ページへのアクセスも拾うことができ、統合後の記事のSEO評価を高めることにもつながります。

7.低品質な記事は思い切って削除する

内容が薄く、アクセスもほとんど来ない低品質な記事は、思い切って削除するのも手です。低品質な記事があると、サイト全体のSEO評価が低下し、良質な記事の足を引っ張ることにもなってしまうからです。

以下のような記事は削除することを考えてみましょう。

削除してもよい記事
  • 時期を過ぎて今はほとんど読まれていない記事
  • サイトのメインテーマとあまり関係のない記事
  • リライトしても改善があまり期待できない記事

実際に記事を半分ぐらい削除したら、かえってアクセスが安定して集まるようになった、という事例もあります。記事数は多ければよいというわけではなく、一つひとつの質を高めることが大切です。

古い記事でもリライト次第で検索上位に

古い記事をリライトするための一番のポイントは、読者にとって知りたいことが読みやすく、分かりやすく書かれているかどうかです。

そこを意識できれば、リライトした記事のSEO評価は自然と高まり、検索順位アップも狙うことができます。今回ご紹介した7項目のリライトの方法をぜひご活用して、あなたのサイトの改善に役立ててみてください。