記事タイトルのつけ方に毎回悩んで余計な時間がかかっていませんか? それは記事タイトルの役割や基本を知らないからです。この記事では、ユーザーに読まれやすく、SEOにも良い効果的な記事タイトルの基本と具体的な6つの決め方をご紹介します。記事タイトルのつけ方ひとつで集客の効率も大きく変わりますので、ぜひ参考にしてください。

記事タイトルの基本

記事タイトルの基本

そもそも、記事タイトルの役割は、「記事の内容が何かを正しく知らせること」です。記事タイトルを適切につけると、以下のような効果があります。

  • ユーザーに興味・関心を持たせ、「この記事を読みたい」と思ってもらいやすい
  • 検索エンジンに記事を探してもらいやすくなり、SEO効果も高まる

記事タイトルひとつで、あなたの記事が「読まれる」か「読まれない」かが決まります。ここでは、まず記事タイトルの4つの基本についてご説明します。

狙いたいキーワードは最初に配置

記事タイトルには必ずキーワードを入れます。ユーザーや検索エンジンに、何について書かれた記事かをわかりやすく伝え、多くのライバル記事の中から探してもらえるようにするためです。

狙ったキーワードは、できるだけ記事タイトルの最初に書きましょう。例えば、「記事タイトル」がキーワードであれば、「記事タイトルの決め方にルールはあるの?」のように最初(一番左側)に配置すると、検索結果の上位表示を狙いやすいです。

キーワードの順番

キーワードが2語以上からなる「複合キーワード」では、キーワードを並べる順番が異なると、SEO効果が変わる場合もあります。狙ったキーワードは、順番通りに記事タイトルに含めるようにしましょう。

例えば、「東京 観光」と「観光 東京」では、検索ボリュームも変わります。検索ボリュームが変わると、SEOの難易度や検索流入数もまったく異なります。特に、検索ボリュームが少ない3語以上のキーワード(ロングテールキーワード)で上位表示を狙う場合は、キーワードの登場順を変えずに書くことが重要です。

例)「東京 観光 おすすめ」というキーワードで上位表示を狙う場合
(良い記事タイトル)「東京の観光でおすすめしたいスポット10選」
×(悪い記事タイトル)「東京でおすすめの観光スポット10選」
(キーワードの登場順が入れ替わっている)

記事タイトルの文字数

一般的に、記事タイトルの文字数は28~32文字が目安とされています。これは検索結果に表示される記事タイトルの文字数がおよそ32文字以内だからです。32文字を超える場合は、記事タイトルの後半が省略されます。

では、記事タイトルを32文字以上にしてはいけないのかというと、そうでもありません。あくまでも、32文字以内は省略されるため、ユーザーには伝わりにくいということです。

32文字以内に詰め込もうと不自然なタイトルにするよりも、自然な記事タイトルにすることを意識しましょう。ただし、「32文字以上は省略される」ことを考えると、狙ったキーワードは必ず記事タイトルの前半に入れたほうが良いと言えます。

ちなみに、スマートフォンの場合は、検索結果に表示される記事タイトルの文字数は35~40文字です。重要なキーワードはすべて40文字以内に入れるようにしましょう。

極端に短すぎ、長すぎはNG

記事タイトルが極端に短すぎると、記事の内容を上手く伝えることができず、長すぎるとかえって記事のメインテーマが何なのかわかりにくくなります。文字数にこだわりすぎる必要はありませんが、極端に短すぎたり、長すぎたりすることはNGです。記事タイトルは30~40文字程度におさめましょう。

キーワードは詰め込みすぎない

記事タイトルにキーワードを入れることは、ユーザービリティやSEO対策の観点からも重要ですが、詰め込みすぎは禁物です。キーワードは優先度の高いものから2~3個程度におさえましょう。キーワードの羅列はSEO的にもマイナス評価になりやすいので要注意です。

例えば、「SEO 記事タイトル つけ方」がキーワードの場合、以下のようにキーワードをただ羅列するだけではなく、ユーザーにとって役立つ記事であることを知らせるタイトルがベストです。

×「SEO記事タイトルのつけ方」
「SEOに強くなる記事タイトルのつけ方」

記事タイトルの決め方

読まれる記事タイトルには共通点があります。ここでは、ユーザーに読まれやすく、SEO対策にも効果的な記事タイトルの6つの決め方についてご説明します。

記事タイトルを最初に決めるべきか最後につけるべきか

記事タイトルを最初に決めて本文に入る人もいれば、最後に記事全体を見ながら決める人もいます。特別なルールはありません。両者にはそれぞれ、以下のようなメリットがあります。

記事タイトルを最初に書く場合→記事のテーマがはっきりするため内容に一貫性が出やすい
記事タイトルを最後に書く場合→記事の全体像を要約した記事タイトルをつけやすい

おすすめなのは、最初にいったん記事タイトルをつけて、記事を書き終えた後にあらためて記事タイトルを見直すことです。記事タイトルにその記事で最も伝えたい内容が表現されていれば良いタイトルだと言えます。

Googleサーチコンソールを参照に何が必要とされているのかを知る

記事タイトルにはキーワードを入れることが重要だとお伝えしましたが、このキーワード選定を効果的に行う方法が、Googleサーチコンソールを参照することです。

Googleサーチコンソールの「検索パフォーマンス」をチェックすると、あなたの記事がどのようなキーワードで検索されているかを知ることができます。これらのキーワードは、実際にユーザーによって検索されているキーワードであるため、検索需要が高いキーワードです。

例えば、「記事タイトル つけ方」というキーワードで書いた記事が、実際には「記事タイトル 決め方」というキーワードで多く検索されていたとします。この場合、記事タイトルを次のように見直すことで、より検索ユーザーのニーズに応えることができます。

変更前SEOに強くなる記事タイトルのつけ方
変更後SEOに強くなる記事タイトルの決め方

実際に検索されているキーワードを入れることはSEO対策としても有効で、検索順位のアップも期待できます。

また、Googleサーチコンソールをチェックする中で、既存の記事にはない新たなキーワードを発見することもあります。もし、まだ記事にしていないのに多く検索されているキーワードが見つかったらチャンスです。それはお宝キーワードの可能性もあります。

なぜなら、狙っていないのに多く検索されているキーワードというのは、検索ユーザーの需要があり、なおかつ競合が少ないキーワードと見ることができるからです。そのキーワードで記事を書けば、検索上位も十分狙えます。

このように、Googleサーチコンソールでは、ユーザーがどのようなコンテンツを必要としているかをキーワードによって把握できます。データは毎日変動するため、自社サイトの検索パフォーマンスは定期的にチェックするようにしましょう。

特に、サイトのアクセス数が大きく変動したときは、意外なキーワードで上位表示されている場合もあるため要チェックです。

読者の立場で言葉を選ぶ

記事を多くのユーザーに読んでもらうためには、ユーザー(読者)の立場に立って言葉を選ぶ必要があります。ユーザーが使わない専門用語や難しい言葉を使って記事タイトルをつけても誰も検索してくれません。実際に記事を検索して見に来てくれるユーザーの目線に立って、わかりやすいキーワードを選びましょう。

×(わかりづらい記事タイトル例)サイトのユーザーエクスペリエンスを高める方法
(わかりやすい記事タイトル例)サイトの使いやすさ(ユーザー体験)を高める方法

記事タイトルと内容を一致させる

記事タイトルと記事の内容は一致させる(一貫性を持たせる)ことが大切です。ユーザーは記事タイトルを見て、記事を読むかどうかを判断します。「自分が知りたいことが書いてありそうだ」と期待感をもって記事を読んだのに、記事の内容が違っていたら、がっかりしてしまいます。おそらく、そのユーザーは二度とあなたのサイトを開くことはないでしょう。

これはSEO対策としても重要です。Googleは記事タイトルと記事の内容との一貫性を重要視しており、記事の内容と異なる記事タイトルをつけているサイトは評価を落とす恐れもあります。人目を引くことを狙った釣りタイトルや煽り(あおり)タイトルなども禁物です。以下のような言葉にも気をつけましょう。

NGワード「絶対やせる」
「病気が治った」
「誰でも稼げる」
「〇〇するだけ」
(※事実とかけ離れた表現である場合)

具体的な数字を入れる

記事タイトルに具体的な数字が入っていると説得力が生まれ、ユーザーの興味・関心を引き出すことができます。例えば、以下の2つの記事タイトルを見比べてみてください。

「SEOに強くなる記事タイトルの決め方」

 

「SEOに強くなる記事タイトルの6つの決め方」

具体的な数字が入っている方が、自分にも役立ちそうで、読んでみたいと思える記事タイトルではないでしょうか。さらに次のように書くと、より魅力的な記事タイトルになります。

「SEOで検索1位を取るための記事タイトルの6つの決め方」

数字が具体的であればあるほど、記事の内容やコンセプトもはっきりとするため、「こういう情報を探していた」というユーザーのアクセスを集めることができます。また、このような記事タイトルは必然的に3語以上の「ロングテールキーワード」が含まれるため、競合が少なく、上位表示される可能性も高くなります。

ただし、根拠のない数字は使ってはいけません。記事タイトルに入れる数字は、本文中で必ず根拠を示すことが大切です。また、本文中にデータを盛り込むときも、公的機関など信頼できる出所であることをしっかりと明記して引用しましょう。

記事タイトルに装飾は必要?

記事タイトルの装飾は、SEO対策としては必要ありません。感嘆符(!)や疑問符(?)などが入っている記事タイトルをよく見かけますが、多用しすぎると逆にSEO評価を下げる恐れもあります。

また、【 】を使ってキーワードを強調する記事タイトルも多いですが、これはコンテンツとしては以前に流行ったやり方です。現在では「|」で区切るケースのほうが多く見られます。

記事タイトルはユーザーの目にとまる工夫が必要ですが、華美な装飾は逆効果にもなりかねません。できるだけシンプルに、キーワードが伝わる記事タイトルを心がけましょう。

『4Uの法則』に従った記事タイトルのつけ方例

『4Uの法則』に従った記事タイトルのつけ方例

ターゲットに響く効果的なキャッチコピーを作る法則に、「4Uの法則」というものがあります。「4U」とは、以下の4つの要素のことを指します。

  • Urgent(緊急性)
  • Uniqueness(独自性)
  • Ultra-Specificity(超具体性)
  • Usefulness(有益性)

この「4Uの法則」を活用することで、ユーザーが魅力を感じて思わずクリックしたくなるような記事タイトルをつけることが可能です。それでは具体的にご説明します。

Urgent(緊急性)

Urgent(緊急性)とは、今すぐ欲しいと思ってもらうことです。今すぐ行動しなければならない理由をユーザーにアピールできます。

例)「本サイト限定キャンペーン」「今日からできる〇〇」

Uniqueness(独自性)

Uniqueness(独自性)とは、あなたの独自性や強みを知ってもらうことです。他のサイトにはない専門性や今までない新しい視点であることをアピールできます。

例)「〇〇のプロ直伝」「〇〇の新たな常識」

Ultra-Specificity(超具体性)

Ultra-Specificity(超具体性)とは、数字などを用いて具体的に表現していることです。具体的な実績や効果が示されていると、ユーザーへの強い訴求ポイントになります。

例)「効果が〇倍」「〇%アップ」「〇ヶ月で成功」

Usefulness(有益性)

Usefulness(有益性)とは、ユーザーにとって役立つものであることです。この記事を読むことで、ユーザーがどのような未来を得られるのか、どのような利益(ベネフィット)があるのかをわかりやすく伝えると効果的です。

例)「もう〇〇には悩まない」「あなたの〇〇が変わる」

例えば、「SEO 記事タイトル つけ方」をキーワードにした場合、以下のような記事タイトルが考えられます。

4Uの法則を使った記事タイトル例

「SEOのプロが直伝!今すぐできるあなたのウェブ集客を10倍化する記事タイトルのつけ方」

 

「ウェブ集客にもう悩まない!SEOのプロが教えるCVを2倍にできた記事タイトルの正しいつけ方」

この「4Uの法則」を知っておくと、誰にでも簡単なステップで、ユーザーの興味・関心を引きつける魅力的な記事タイトルを考えられます。ただし、あまり4Uを詰め込みすぎると文字数が多くなったり、くどくなったりするため、全体のバランスや本文との一貫性を見ながら決めることがポイントです。

「4Uの法則」考案者 マイケル・マスターソン氏のサイト

記事タイトルにも著作権がある?

記事タイトルには一般的に著作権はないとされています。しかし、著作権の有無以上に、「無断使用」が問題の焦点になることが多く、無断使用で訴えられた場合には「不法行為」と判断されることもあります。

過去に、インターネット上の記事タイトルの無断使用をめぐって裁判になった事例もあります。競合サイトの記事タイトルをそっくりそのまま引用するような行為は絶対にやってはいけません。

記事タイトルはそれだけ重要なものであるため、一記事一記事、創意工夫してつけるようにしましょう。

困ったときのツール頼み!オンラインツール

困ったときのツール頼み!オンラインツール

記事タイトルに困ったときには、便利なオンラインツールを使ってみるのもひとつの手です。ただし、ツールに頼りすぎると、他サイトと類似した記事タイトルになる可能性もあるため、あくまでも記事タイトルを考える参考にすると良いでしょう。ここでは2つのオンラインツールをご紹介します。

ブログ作成支援ツール

ブログ作成支援|ニゴロデザイン
http://tools.256web.net/free/blog/

ブログ支援ツールは、山形県のホームページ制作会社「ニゴロデザイン」が提供しているツールです。キーワードを入力すると自動で記事タイトル案を提案してくれます。シンプルな設計で、一度キーワードを入力すれば、「生成」ボタンを押すたびに新しい記事タイトル案が次々と表示される仕組みになっています。

ブログ作成支援 表示例
提案されたタイトルをクリックすると、本文構成のヒントまで出してくれる。

メガトリ

メガトリは、「バカ売れキャッチコピーを作成!プロ直伝のタイトルメーカー」がコンセプトの記事タイトル作成ツールです。キーワードを入力すると、かなりバラエティに富んだ記事タイトルを提案してくれます。

多くの記事タイトルを提案してくれるため、他サイトとの差別化に重点を置いて記事タイトルを考える場合に、ヒントを得やすいツールです。

メガトリ 表示例
キーワードを入力し「作成する」ボタンを押すと、バラエティに富んだタイトルの一覧が表示される。

ユーザーに伝わる記事タイトルでライバルに差をつけるコンテンツを

記事タイトルは、あなたの記事が読んでもらえるかどうかを決める大切な要素であり、SEO対策にとっても重要です。多くのライバル記事の中からあなたの記事を選んでもらうためにも、ユーザーの検索ニーズに応え、興味・関心を引き出す効果的な記事タイトルをつけましょう。

「4Uの法則」などを活用しながら、ターゲットユーザーに伝わる魅力的な記事タイトルで、ライバルに差をつけるコンテンツを目指してください。