ウェブの記事やブログなどのまとめとして「いかがでしたか?」という一文が入っていることも多いですよね。この締めの言葉は書き手にとっては便利でも、読み手に不快感を与える場合もあります。「いかがでしたか?」が嫌われる理由と、なぜ使用を避けるべきなのか、「いかがでしたか?」ブログを除外する拡張機能を2つご紹介します。

「いかがでしたか?」が嫌われる理由

「いかがでしたか?」が嫌われる理由

「いかがでしたか」「いかがでしたでしょうか」という文章は低品質な記事で使われがちです。例えば、「○○ってどうなの?その真相に迫る!」など大げさなタイトルを付けておいて、ダラダラした文章を書けば読者を長々と引っ張ってイライラさせます。

読者としてはタイトルの答えとなる内容が知りたくて記事を最後まで読んだのに、その中には「調べてみたけどわかりませんでした」という結論を書いている酷い記事もあります。そのような記事にはタイトルとは関係のない外国人の写真を使い、内容よりも記事の「映え」を狙って上質な記事に見せかけようとするものもあります。

確かに写真を使うと記事のバランスが良く見えますが、写真が綺麗でも中身のない記事は読み手のがっかり度も大きく、「この記事は結局何を言いたかったのか」という疑問も湧いてきます。

読者としては欲しい情報が得られなかった記事に、良質な記事だったと言わせたいような「いかがでしたか」という上から目線の一文が入っていると、嫌な気分で記事を読み終えることになってしまうのです。

「いかがでしたか」ブログはなぜ生まれる?

「いかがでしたか」という文言をまとめの冒頭に使うブログは嫌われているのにもかかわらず、なぜ書き続けられているのでしょうか。その理由としてまず挙げられるのは、たくさんの記事で使われているため、「いかがでしたか」を使うのが良いと勘違いしているブロガーがいるからです。

また、ダラダラとした文章を書くような人は、締めの文章の書き始めの一文が自分でもわからなくなっていることがあります。まとめの書き出しの苦しさから「いかがでしたか」を冒頭に持ってくることで、“ここからがまとめの文章ですよ”ということを使ってごまかしてしまうのです。

このようなブログは『「いかがでしたか?」ブログ』と呼ばれ、運営とライターが異なることが数多くあります。運営元は記事の品質が多少悪くても、SEO対策として検索で上位に来るキーワードがあればそれで良しとして、アクセス数稼ぎと時短のためにそのまま掲載してしまうことも少なくありません。

低品質な記事を除外する拡張機能

低品質な記事を除外するツールとして便利なのが「拡張機能」です。拡張機能は簡単に言えば、「ウェブサイトの閲覧で自分の使いやすいようにカスタマイズできる機能」のことです。

この「拡張機能」は効率的にウェブを使いたい人におすすめで、欲しい拡張機能を追加するだけで良いという手軽さがあります。もちろん、追加していらない機能は削除することも可能です。

例えば、拡張機能には最近ますます増えてきた広告をブロックするものや、オンラインで買い物をする際に最安値を表示してくれる機能、閲覧中のウェブサイトのページをPDF化してくれる機能などがあります。さらに、使う人にとって魅力的なのはほとんどの拡張機能が無料だという点です。

幅広いユーザーに非常にニーズが高い拡張機能ですが、追加のしすぎで動作が遅くなることもあるので注意が必要です。自分が本当に使いたい機能を厳選して賢く拡張機能を活用していきたいですね。

「いかがでしたか?」警告アプリ『この拡張はいかがでしたか?』

拡張機能と言えばまず、Google Chromeを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。Google Chromeの拡張機能には「いかがでしたか?」を使う低品質な記事を警告するアプリがあります。その名も『この拡張はいかがでしたか?』です。

拡張機能であるとともに、「いかがでしたか?」を除外するという意味で非常にわかりやすいネーミングですよね。「いかがでしたか」を含んだ記事を読みたくないという人には、この警告アプリはおすすめです。

このアプリをインストールすると、開いた記事の上の部分に、赤い警告が表示されます。その文章には『この記事には「いかがでしたか」が含まれています』と書かれていて、読む前に『「いかがでしたか」ブログ』であるということを教えてくれます。

この警告アプリは2017年からあるので、未だに「いかがでしたか?」を使う人が少なくないということになります。書き手であるブロガーも記事の品質を下げないために、「いかがでしたか?」という言葉を使わずに上手に記事をまとめましょう。

検索結果から除外する『ゴシップサイトブロッカー』

自分が読んで不快に感じるページをブロックすることができる『ゴシップサイトブロッカー』もおすすめの拡張機能のひとつです。「ゴシップサイトブロッカー」では検索結果を表示したときに「このページをブロックする」というボタンひとつで簡単に表示させないようにできるのが便利です。

また、この拡張機能ではオプションがあり、自分の使いやすいようにカスタマイズできます。例えば、ドメインごとにブロックすることはもちろん、条件を指定してその条件に一致したものを表示させない方法もあります。

ブロック方法にはソフトブロックとハードブロックの2つがありますが、自分がブロックしているかを確認したい場合にはソフトブロックでなければいけません。さらに、「いかがでしたか?」を含む全ての記事にブロックをかけてしまうと、実は良い記事だったという記事にまでブロックを引っ掛けてしまう恐れがあります。

そういった意味でも、「ゴシップサイトブロッカー」は慎重にカスタマイズして使っていくべきだと言えます。

マイナス検索で検索結果表示から除外される

拡張機能は確かに便利ですが、たくさんインストールすると重くなりますし、表示して欲しいウェブサイトまで除外されてしまうのではないかと不安に思う人もいるのではないでしょうか。「いかがでしたか」のように特定の表示させたくない言葉があり、Safariなどで検索から除外したい場合は、マイナス検索を使うのもひとつの有効な手段です。

マイナス検索では「調べたい言葉 -表示したくない言葉」のように、まず調べたい言葉を入力してその後に半角スペース、半角のマイナス+除外したい言葉の順に入力していきます。

春コスメ -いかがでしたか

例えば、「春コスメ -いかがでしたか」と検索すれば、「いかがでしたか」という言葉を含まない春コスメの情報を含んだウェブサイトや記事のみが表示されます。そのため、時間を短縮しつつ効率良く情報収集をしたいのであれば、このような検索方法もあるということを覚えておいてください。

マイナス検索を使えば「いかがでしたか」を使用したサイトは除外されます。つまり、「いかがでしたか」が含まれるページは検索結果に表示されず、狙ったターゲット層にも届きにくくなります。

企業のオウンドメディアでゴシップは不要

「いかがでしたか」というまとめは多くの場合、企業のオウンドメディアではなく、芸能記事などのゴシップ記事で使われる傾向があります。これは一概に言えることではなく、企業のオウンドメディアでも「いかがでしたか」が使われていることもゼロではありません。

しかし、企業のオウンドメディアで「いかがでしたか」はリスクのほうが高く、炎上しやすいワードであるといった意味でも使わないほうが良いでしょう。ホワイトカラーの企業では流行り廃りに乗っかるのではなく、誰が読んでも企業イメージがアップするようなオウンドメディアを展開していくべきです。

そして、本当はターゲット層であるのにアプリを導入してまで「いかがでしたか」を避けるような顧客までをしっかり取り込むことが大切です。

運営元が書き手と同じであれば、そういった点に注意しながら記事を作成してください。文章を外部に委託する場合には、良質な文章であるかを確認してから記事を掲載することを心掛けましょう。